2014/01/12
『いとはりおしごと』の手仕事人
今日の札幌近郊は本当にひどい猛吹雪でした。
そんな悪天候の中、私は家族を巻き添えにして実家へドライブ。
20m先も見えないほどの悪天候なのになぜ外出したかと言うと、両親が手掛ける革雑貨・レース小物の製作打ち合わせがあったからです。
私が運営するネットショップの革雑貨は私の父が、レース小物は私の母が担当してくれてます。
今後ショップに出品する作品の他、3月にイベントを予定しているのでその際の価格設定や商品アイテム数などを打ち合わせる必要があり、それで猛吹雪の中のドライブとなったのです。
『ショップに商品を出してみないか』
そう両親に打診してみたのは去年の秋のことです。
断られることを覚悟で相談したところ、両親は快く引き受けてくれました。
話を詰めていく中で、父は
『おもしろいな、こういうのも』
そうつぶやきました。
とてもいい笑顔で。
本当に質の良い作品でも、世に紹介する術を知らなければ、ただの趣味です。
でも、ネットワークがこれだけ世に普及している現在、私は彼らの手仕事をただの趣味で終わらせるのが惜しいと思いました。
両親だけでは無く、上質の作品を生み出している作家さんは、きっと私の周りにもたくさんいると思ってます。
その可能性を、私はこの先少しずつではありますが、発信して行きたいと思ってます。
そう決意したきっかけとなったあの時の父の一言を、多分忘れないと思います。