2014/07/25
『和風がまぐちワークショップ』無事終了しました♪
連日暑い日が続いております。北海道は夏が短いので、ここ最近の蒸し暑さもすぐに懐かしさを感じるほどでしょう。
・・・でも、暑いし苦しい(笑)
そんな厳しい気温でしたが、札幌西区・ゆきはな様にて開催の『手縫いで作る和風がまぐちワークショップ』が昨日無事終了しました。
通常のワークで手掛けるサイズよりひとまわり大きめのサイズのがま口を仕上げます。
そして今回は着物地を解いた端切れで作るという試み。
私自身が着物地でがま口を作ることはありましたが、ワークショップでは初めてです。
ゆきはな様ご提供の着物の端切れからお好きな柄を選んぶところから、このワークは始まりました。
手縫いで作るがま口ですが、ここで思わぬ罠が。
いつもならそれほど手こずらない手縫い糸が、湿度のせいで絡まりやすくなってしまったのです。
乾燥した時期ならそれほど大変ではない作業が、どういうわけか効率が上がらず・・・。
それでも参加いただいた皆様は頑張って数か所を縫い上げました。
そして、次に大変なのが、一か所縫い終えるごとのアイロン掛け・・・
熱い!暑い!ダブルパンチ・・・(涙)
昨日はがま口や布小物を作るときのアイロンのかけ方について少しお話をさせていただきました。
普段、アイロンをかける目的といえば、シャツやハンカチの皺を取るために掛けるものです。
でも、ソーイングでアイロンをかける理由はその逆で「皺(折り目)を付ける」ためです。
なので、生地の上を滑らすようにかけるのではなく、5~10秒ほどじっとプレスするような気持でアイロンをかけることがポイントです。
縫い代を開く・倒すという作業が多いうえに、がま口は構造上アイロンをかけづらい箇所が多いです。
でも、アイロンを丁寧に掛けることで、仕上がりがぐんと違う上に作業効率も上がったりします。
参加した皆さんも丁寧にアイロンをかけて下さってました(^^)
皆さんそれぞれお好みの柄で仕上げたがま口です♪
着物の時に見た柄、端切れとなって見た柄とはまた違う雰囲気となり、一つ一つが素敵ながま口となりました!
一度時間をかけてがま口を仕上げると、その構造や作り方が納得でき、次のステップでは「こういう形が欲しいな」とご自分が作ってみたいタイプのものを手掛けることも夢ではありません。
ぺたんこがまぐちを完成出来たら、次はマチがあるものを作ることも可能です。練習次第で大きなサイズも作ることが出来ます。
秋にはお化粧ポーチサイズのがま口のワークも開催したいなと考えております。
次回のぺたんこがまぐちワークショップ開催は
8月23日(土)札幌北区 アシスト企画様イベントスペース 10:00~3時間前後 定員4名→残席2名
8月27日(水)石狩花畔 ななやカフェ様 10:00~3時間前後 定員4名→残席3名
ご興味のある方はぜひメールにてお問い合わせください(#^.^#)
info@itoharioshigoto.jp