2014/09/12
花壇のこと。
たまには布雑貨ではない話を…(#^.^#)
庭先の花壇に花を植えたのは7年前。
それまでは室内で観葉植物程度しか育てたことはありませんでした。
なので知識も何もなく、やみくもにハーブや庭花を植えてしまいました。
実は我が家の花壇、初夏までにほとんどの花の最盛期が終わるので、初秋を彩るカラーは緑しかありません(笑)
それは追々解消することとして(?)、実は今までは「仕事が忙しい」という理由で、花壇の世話といっても雑草を抜くことくらいしかしませんでした。
除草剤や薬品を使うことはなかったものの、だからと言って肥料もあげない。
雪が降る前にお礼肥えも施さず、春は勢いに任せて石灰を撒き、当然花壇にはミミズもいません。
時々お邪魔する叔母は広めの家庭菜園を世話していて、作物は多種多様。
いつも季節の野菜をいただいてきています。
菜園はどの野菜も花木も生き生きしていて、元気いっぱいです。ちょっと土を掘り返せばミミズもたくさん。
そこで相談すると、
「生ごみを深く埋めるといい」
と、とてもシンプルな答えが返ってきました。
「発酵剤とか必要?」
と聞くと、
「そんなもの入れなくていいよ。深く掘らないと猫が来るから」
真夏の暑い時期は避けてるそうです。
真夏日もほとんどなくなったころから、私も叔母のように実践してます。
そして他にも予期せぬ効果が。
花壇にしゃがみ込んで、移植ゴテで穴を掘り、生ごみを埋める。
すると雑草が目に付くんです。
街路樹の落ち葉が花壇にも吹き溜まっているのです。
強風で折れてしまった株などが目に入るのです。
そのたびにちょこちょこと雑草を抜き、落ち葉を細かく砕いて生ごみと一緒に埋め、折れてしまったものを抜いて、それも細かくして埋める。
これは「忙しい」といって今までできなかったお世話になるのかな?
心なしか、掘って埋める作業をすることで、土もふかふかしてきたような気もします。
一日3食を炊事すると、当然一日数回は生ごみを持って花壇へ行きます。
毎日は無理でも、少なくとも今までより少しはいい畑、いい花壇になってくれるといいなあ。
その昔、やる気満々で購入した家庭菜園の本。
ずーっと長い間見返すこともなかったのですが、そこの「生ごみたい肥」のページに書いてあった一言
「生ごみたい肥作りは、土を収奪するばかりの人間のせめてものエチケットです。」
心にズンときました。
覚えておこうと思いました。