目標決定と現実逃避

子供が大きくなり、家族の会話の中に時折「進路」という単語がちらつくようになりました。

ワタシは子供が小さい頃から「将来の夢をある程度考えておけ」と言い続けてます。

しかも一つではなく、いくつか候補を挙げておけ、と。

 

なぜか?

それは自分が躓いたから。

ワタシは若い頃、叶えたい夢をひとつだけ持ってました。

でもいろんな事情があり、そのたったひとつの夢を現実にすることができませんでした。

たったひとつの夢に破れたワタシは当時のぜーんぶが嫌になり、その時の全部をやめました。

「これがダメだったらこっち」という浮ついた気持ちなら目標は実現できないのかもしれませんが、「臨機応変」ととらえれば悪いことではなかったと思うのです。

ココロに遊びの余白が無かったワタシは、当時通っていた大学を中退してしまったのです。

 

あれから20年経った今なら、あの時の判断が「甘い!」といえるのです。

大学を中退したことは後悔してませんが、「目標に幅を持たせる」ことはとても大切だと痛いほどわかっているから。

そんな「甘い」ワタシだったから尚、わが子に伝えたいことが山ほどあるのです。

目標へ到達するアプローチはたくさんあるはず。

だからそれを達成するために、

数年後にどうあるべき?

来年はどうしていたい?

いま、どういう過ごし方をしたらベスト?

 

というワタシですが、未だに目標としている着地点がぼやけることが多々あります(笑)

でも今は昔のワタシと違って、ちょっと苦しかったり悩んだりしたら、「逃げる」方法を知ってます。

ほんのちょっと逃げる。

 

完全逃亡は昔と同じなので、ちょっとだけ逃げる。

 

そして今朝も思うところがあり、全く予定になかった廃油石けんをおもむろに作り始めました(笑)
しかも素手で。

危険なので真似しないでくださいね(涙)

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