いとはりおしごと

子供が大きくなり、家族の会話の中に時折「進路」という単語がちらつくようになりました。

ワタシは子供が小さい頃から「将来の夢をある程度考えておけ」と言い続けてます。

しかも一つではなく、いくつか候補を挙げておけ、と。

なぜか？

それは自分が躓いたから。

ワタシは若い頃、叶えたい夢をひとつだけ持ってました。

でもいろんな事情があり、そのたったひとつの夢を現実にすることができませんでした。

たったひとつの夢に破れたワタシは当時のぜーんぶが嫌になり、その時の全部をやめました。

「これがダメだったらこっち」という浮ついた気持ちなら目標は実現できないのかもしれませんが、「臨機応変」ととらえれば悪いことではなかったと思うのです。

ココロに遊びの余白が無かったワタシは、当時通っていた大学を中退してしまったのです。

あれから20年経った今なら、あの時の判断が「甘い！」といえるのです。

大学を中退したことは後悔してませんが、「目標に幅を持たせる」ことはとても大切だと痛いほどわかっているから。

そんな「甘い」ワタシだったから尚、わが子に伝えたいことが山ほどあるのです。

目標へ到達するアプローチはたくさんあるはず。

だからそれを達成するために、

数年後にどうあるべき？

来年はどうしていたい？

いま、どういう過ごし方をしたらベスト？

というワタシですが、未だに目標としている着地点がぼやけることが多々あります（笑）

でも今は昔のワタシと違って、ちょっと苦しかったり悩んだりしたら、「逃げる」方法を知ってます。

ほんのちょっと逃げる。

完全逃亡は昔と同じなので、ちょっとだけ逃げる。

そして今朝も思うところがあり、全く予定になかった廃油石けんをおもむろに作り始めました（笑）
しかも素手で。

危険なので真似しないでくださいね（涙）

昨日、ムーミンのペーパークラフトを終えたムスメが、オーダー品を黙々と縫製するワタシに言いました。
「おかあさんはやること沢山あるねえ。いいねえ」と。
どうやら時間を持て余して退屈らしい。

「『やるべき事がやりたい事』にするには、『やりたくない事』をどんどんこなしていくと良いよ。やる事全てに意味があるはずだからね」
と説明しましたが…

小学生にはわからないだろうな〜σ(^_^;)

おいしいお酒を飲むためには、一生懸命働く。

テストでいい点数を取ってお母さんに褒められたいなら、毎日勉強をがんばる。

将来の夢を実現させたいなら、例え苦労が伴ってもそこへ向かうための最大限の努力をする。

そうしたら、最優先でやるべきことが、本当にやりたいことになる可能性ができるから。

ワタシは自分の子どもに「好きなことを仕事にしろ」とはいいません。

でも、嫌で嫌で仕方ないことを継続しながら生きていく苦しさもわかっているつもりなので（もう若くないので）、ムスメ自身の考えで、そこへたどり着いてほしいな、と思うのです。

来年、受験生となる息子にも。

※画像はワタシが疲れてご飯支度がめんどくさいときによく作る、「さんまのしょうが煮」です。超簡単です（笑）

今日は札幌東区のママたちの居場所「来mamaルーム」さんにて、三つ折りパンフレット作成会へ参加してきました。

時々こちらで開催される講座に参加させていただいており、お邪魔したのは今回で３回目。
ご一緒した他の皆さんと一緒にとても有意義な時間を過ごさせていただきました。

過去２回のハマナスマルシェのフライヤーを自力で作ったものの自分の活動の広報となると、これがなかなか難しい・・・(^_^;)

自分のやってきたこと、パンフレットで広報したいことなど客観視できていたつもりでも、思ったよりできていないものです。

実は以前、三つ折りパンフ作成にチャレンジしてみたものの、挫折（涙）

今回の作成会前に、前もっていただいていた事前ホームワークシートに、三つ折りパンフへ表現したいことを書き出すことで、自分でも驚くほど

「あ、方向が見えた！」

「やりたいことの柱がいくつかあるんだな」

と明確になりました。

今日は１分自己紹介、他己紹介、ホームワークシートの口頭説明など参加者それぞれで展開。

その中で「どうして自分はこういう活動をしているのか？」というバックグラウンドを、お客様へお知らせすることも大切なんだと今日は教えていただきました。

そしてそのことをパンフレットだけではなく、ブログのプロフィールや名刺にも反映させないといけないな、と感じました。

また、現在の「いとはりおしごと」ブログページを参加された皆さんに実際に見ていただき、レイアウトや画像などの感想もお聞き出来ました。

これって、実は凄く貴重な体験だと思うのです！
ブログ製作（立ち上げから投稿まで）、最近はとても簡単に作れるので（業者に委託する以外）だいたいの人が一人で手掛けると思うのです。

自分を表現したいブログは自分の好みの編成・レイアウトになってしまって当然。

そうして作ったブログを客観視していただくことは本当に参考になりました。

人と逢ってお話しする、お話を聞かせていただくことって大切だなと今更痛感。

一人でいると、なかなか気付けないことが多いものですね～。。。

実はここ最近、特に９月のハマナスマルシェ終了後は自宅の作業場にて手仕事をする時間がとても長かったので、イベント以前と比べて極端に人とお逢いしていなかったのです。
忙しいとはいえ、バランスは大切ですね。

このやる気が消える前にスタートしなくては！

ということで、帰宅後すぐに着手いたしました。

完成までの道のりは長い・・・。
早く皆様に見ていただけるよう、頑張ります。

ママたちの居場所「来mamaルーム」ブログページ

ママたちの居場所「来mamaルーム」Facebookページ

先週に引き続き好天に恵まれた北海道の土曜日。

IND.WORKSさんのモデルハウスにて開催されたパン教室へ参加しました。

「白神酵母」という天然酵母を使用したかぼちゃのリングパンを作るこの講座。

日々、パンをこねる・焼くことはすべてホームベーカリーにお願いすることに決めてます（笑）
実は幼い頃、母がいつも手作りのバターロールやツイストドーナツをこしらえてくれていましたが、ワタシにそのDNAは濃くなかったようです。

パン作りへのドキドキと、会場となるモデルハウスのインテリアへのワクワク感。

キッチン・リビングの家具、照明、何もかもが素敵すぎます。

この講座へご一緒した参加者の皆さんや講師の先生、モデルハウスのスタッフの方とのおしゃべりも楽しみでしたが、早速パン作りの作業へ。

天然酵母は見るのも触るのも初体験。

「水と酵母を混ぜると独特なにおい」

「生地を合わせる前は塩と酵母を触れ合わせない」

などの注意点を確認し（理由は聞き逃しました。先生ごめんなさい）、ボールの中の材料を手で混ぜ合わせます。

ある程度混ぜた生地をボールに打ち付けて、ひとまとまりに整えたらさらに叩いてつやを出します。

そして一次発酵へ。

その間は素敵なリノベーション・モデルハウスを探検へ

このイベント開催中にはハンドメイド雑貨が展示・販売されていて、いとはりさんのがまぐちやくるみボタンも置いていただいておりました。

２階からの遊びゴコロ溢れるスケスケはしご通路。

リビングの吹き抜けを囲むような広々とした２階スペース。

リビングに陳列いただいているハンドメイド雑貨。

ユーズド感溢れる収納雑貨とナチュラルさの差し色となる大ぶりなグリーン。

ずっといても飽きないほど、そして参考にしたいインテリアにウハウハです（笑）

そして、講師の先生へのお土産、イコロランのシフォンケーキを参加の皆さんで素手でそのままいただきました＼(◎o◎)／！

ポーリッシュポタリーやマリメッコの北欧カップでおいしいコーヒーも・・・。

さあ！忘れてた！

今日はパンを作りに来たのです＼(◎o◎)／！

１次発酵を終え、生地にかぼちゃ餡を仕込みます。

生地を折りたたみ、麺棒で伸ばし、細長く切った生地をねじってリング状に。

この作業は生地のガス抜きも兼ねているそう。

そしてワタシは折りたたんだ生地を「細長く」ではなく、見事真っ二つに切ってしまい、非常に作業に支障をきたしました（涙）
リングが小さい・・・。

形成後に二次発酵をして、いざオーブンへ。

頑張れよ、いとはりズングリぱん・。・…※右手前なのは言わずもがな。

焼き上げている時間ずっと、お部屋中に広がるパンのいい匂い。

そして完成！

※先生と他の参加された方の美しいパンですが。

パン作りの習得はもちろん、

講師の川島美幸先生、

ご一緒した参加者の皆様、

IND.WORKSのスタッフの皆様、

たくさんの方と素敵なご縁、素敵な時間を共有させていただけたことがたまらなく嬉しい土曜日でした。

持ち帰ったズングリぱんは家族で少しずつ分けておいしくいただきました(*^_^*)

また開講の機会があれば、札幌市内近郊の方にぜひご参加をお勧めしたいイベントです。

また、主催のIND,WORKSさんは住宅のリノベーションやリフォーム、空間デザイン什器設計などもご相談にとっていただけるそうです。

ご興味のある方、ぜひ♪

IND.WORKSホームページ

IND.WORKS　Facebookページ

台風の影響・被害が懸念された10月の連休。

北海道でも連休明けの昨日は、道東の小中学校の休校などの影響がありました。

しかし10/12（日）はおおむね秋晴れとなり、絶好の行楽日和。

私達家族も久々にみんなが時間的に余裕のある休日となったため、少し足を伸ばして日帰り温泉の旅へと出掛けることにしました。

目的地は石狩に隣接する留萌方面の増毛町岩尾温泉。

行楽地へ向かう渋滞を心配しましたが、予想に反してスムーズに車が流れていました。

そして予想以上に早く目的地へ到着・・・。

オープン時間は11：00、到着したのは10：30。

さて、どうしようかと入口の案内を読むと

「日祝日は10：00オープン」

ツイてる！（笑）
そしてオープン直後ということもあり、きれいな脱衣所と静かな湯船。広い！快適！！

うっかり目を離すと、ムスメが湯船で泳ごうとする始末。

開放感あふれる露天風呂も堪能し、とてもリフレッシュできました！

その後増毛市街地へ。

ネットでも有名なお寿司屋さん「まつくら」さんへ。

ちょうど昼時ということもあり、お店にはすでに数人の人が並んでます。

普段、行列に並んでまで食事をとることが無いのですが、この日は意を決してその列に並んでみました。

その後10分くらいの間に、私たちの後には10人以上の人が更に並び、その人気ぶりに驚きを隠せませんでした。

そんなに有名なんて、知らなかった（汗）

1時間ほど並んでとったメニューは「甘エビ天丼」。

お寿司屋さんで天丼・・・。

いや、増毛名物のエビを食べたかったのです(^_^;)

本来は生の甘エビを食べるべきでしょうが、また違う機会ということで・・・（笑）

もう一つの目的、国稀酒造の見学も実現！！

かなり前から、こちらの法被を着用して記念写真を撮るのが夢でした！
やっと実現！しかし！！

・・・痛恨のミス。

スムーズに流れた国道、オロロンラインのおかげで、快適な入浴を楽しめましたが、メイクはすっかり落としたまま。

そのまま機嫌よく食事をいただき、念願の国稀へ流れ込みました。

法被を着て撮影したその画像には、利き酒も試飲もしていないのに赤ら顔のワタシ。

しかも嬉しすぎたらしく、鼻の穴もいつもより大きい気がします。

これはだめだ。なのでお蔵入りです（涙）

次回は温泉を後回しにして撮影に臨みたいと思います・・・。

帰り道の途中、雄冬岬を一望できる展望台へ。

急な坂を家族4人で登り切り、ちょうど見頃の紅葉と日が傾きかけた日本海を楽しみました。

その時ふと思ったこと。

ここ数年は「子供と一緒に出掛けられるのも、もうすぐ終わりだな」と思いながらその時々を楽しんでました。

でもまた家族でドライブへ出向き、おいしい食事や素敵な景色を共有することができました。

家族皆が健康で、いっしょに楽しめるという幸せ。

いつもそうではないんだということ知っているからこそ、こういう時間を大切にしなければと思いを強くしました。

もうすぐ北海道の長い冬がやってきます。

秋のイベントが終了し、来春のハマナスマルシェ開催までするべきことが山積みです（汗）

でも、ずーーーっと走りっぱなしはむしろ効率が悪くなるのでは？

・・・という自論を振りかざし（笑）、時には自分へのご褒美を♪

今日はずっとお邪魔したかったSALON DE COUPEさんでの『セルフハンドリフレ講座』に参加してきました。

本当はリフレクソロジーを施術してもらいたいのですが、こう見えてワタクシ小心者なんですな。

美容メンテに関してど素人なのです。そしてサロンなど、敷居が高いと感じてしまうのです。

「わたしなんて・・・」という自虐的な。
初リフレ体験の前に、まずはそんな自分の手を揉み解すという素敵な講座があるなんて！とこちらの講座へ申し込みをしました。

普段、手仕事が続くと自覚がないまま身体全体が凝り固まってしまうことが多々あります。

でも今日学んだ知識があれば、仕事の合間や家事や炊事のちょっとした隙間時間に自分メンテナンスが出来るようになるのです。

何ということでしょう・・・！
今日お逢いしたセラピストの幸子さん、実は初対面ではありませんでした。

半年程前に初めてお逢いして、少しだけお話をさせていただいたことがありました。

小さなお子さんがいらっしゃる素敵なママであり、サロンへいらっしゃるお客様への愛情を惜しまない素敵なセラピストでもあり、そして何より美しい・・・（照）。
セルフハンドリフレの他にも、お仕事への気持ちや生活のこと、情報の整理についてなど、今日の講座には含まれない、貴重で有意義なお話をたくさんお聞きしました。

手仕事が心から大好きで今の活動を始めたワタシですが、時折無性に家族以外の人と会話がしたくなる時があります。
凝り固まるのが肩や首だけではなく、心も同じなのですね。

セラピストの幸子さんは、そんな今のワタシの心にとてもいい風を吹き込んでくれました。
美容に関して無頓着なワタシには敷居が高いかな・・・という不安も何もかも払拭してくれた人生初のサロン訪問、そして気持ちの良い、素敵な女性との出会い。

今日は本当に有意義な時間を過ごすことができました。
次はいよいよリフレでお邪魔したいと思います！

女性専門のプライベートサロン『SALON DE COUPE』

育児や仕事を頑張っているご褒美に、ぜひおすすめです♪

『SALON DE COUPE』ブログ

『SALON DE COUPE』Facebookページ

たまには布雑貨ではない話を…(#^.^#)

庭先の花壇に花を植えたのは７年前。

それまでは室内で観葉植物程度しか育てたことはありませんでした。

なので知識も何もなく、やみくもにハーブや庭花を植えてしまいました。

実は我が家の花壇、初夏までにほとんどの花の最盛期が終わるので、初秋を彩るカラーは緑しかありません（笑）

それは追々解消することとして（？）、実は今までは「仕事が忙しい」という理由で、花壇の世話といっても雑草を抜くことくらいしかしませんでした。

除草剤や薬品を使うことはなかったものの、だからと言って肥料もあげない。

雪が降る前にお礼肥えも施さず、春は勢いに任せて石灰を撒き、当然花壇にはミミズもいません。

時々お邪魔する叔母は広めの家庭菜園を世話していて、作物は多種多様。

いつも季節の野菜をいただいてきています。

菜園はどの野菜も花木も生き生きしていて、元気いっぱいです。ちょっと土を掘り返せばミミズもたくさん。

そこで相談すると、

「生ごみを深く埋めるといい」

と、とてもシンプルな答えが返ってきました。

「発酵剤とか必要？」

と聞くと、

「そんなもの入れなくていいよ。深く掘らないと猫が来るから」

真夏の暑い時期は避けてるそうです。

真夏日もほとんどなくなったころから、私も叔母のように実践してます。

そして他にも予期せぬ効果が。

花壇にしゃがみ込んで、移植ゴテで穴を掘り、生ごみを埋める。

すると雑草が目に付くんです。

街路樹の落ち葉が花壇にも吹き溜まっているのです。

強風で折れてしまった株などが目に入るのです。

そのたびにちょこちょこと雑草を抜き、落ち葉を細かく砕いて生ごみと一緒に埋め、折れてしまったものを抜いて、それも細かくして埋める。

これは「忙しい」といって今までできなかったお世話になるのかな？

心なしか、掘って埋める作業をすることで、土もふかふかしてきたような気もします。

一日３食を炊事すると、当然一日数回は生ごみを持って花壇へ行きます。

毎日は無理でも、少なくとも今までより少しはいい畑、いい花壇になってくれるといいなあ。

その昔、やる気満々で購入した家庭菜園の本。

ずーっと長い間見返すこともなかったのですが、そこの「生ごみたい肥」のページに書いてあった一言

「生ごみたい肥作りは、土を収奪するばかりの人間のせめてものエチケットです。」

心にズンときました。

覚えておこうと思いました。

先日、いしかり海辺ファンクラブさん主催のカルチャーセミナーへ参加しました。

テーマは「カラダにもイイ石狩海岸の植物・美容に効くハーブとしての活用方法」。
バーバルセラピストの尾形優子先生のセミナーは本当にわかりやすい！

先日参加させていただいたはまなすコスメのセミナーでも講師をされていらして、「石狩でよかった～」を実感しております！

セミナーでは、植物療法と化学療法の違いや歴史、貴重な植物を使用するのではなく身近にある草花を用いて体調を整えるという先人の知恵についてのお話がありました。

その中で石狩浜にある海浜植物の効能や利用方法を一つ一つわかりやすく説明してもらい、3種のハーブティーの試飲も体験できるという盛りだくさんな内容。

その三つのティーは「スギナ」「ノコギリソウ」「ムラサキツメクサ」。
何より驚いたのは、スギナのお茶！！
多分に漏れず、我が家の庭先の土の酸性具合をあざ笑うかのようにはびこっているスギナ。これがカラダに良いというのです・・・。すごい。知らなんだ。

これからは雑草抜きとは言わず、「収穫」です（笑）

最後に、薬用植物の使用上の注意や採取のルールを確認してケーキタイム♪

おいしいケーキと珈琲をいただきながら、質問タイムへ。

何とこのカルチャートークは今年の春から全8回の開催予定で、今回は第4回目。

10：00～11：30の開催でお茶・ケーキセット付きで参加料￥300！！
実は『浜梨さん』の熱いメッセージは、このように石狩を応援している人々の講演やセミナーに参加して勉強した情報がすべてです。

大学の先生や著名な方のお話がこうして聴ける環境って、そうそうあることではないと思うのです。

次回は8/5（火）10：00～

『薬草ハマボウフウとハマナスの魅力と効能』です。

行けるといいなあ。