イシカリのがまぐち屋
いとはりおしごとです。
日曜のフルマラソンから4日。
走らない日がこんなに長いのは久々です。
ようやく倦怠感も抜けてきました。
走りたい気持ちと
疲れが取れた身体とが
そろそろ噛み合ってきたようです。
さて、先日のマラソンの最中に
突然訪れた眠気について
ネットで検索してみたところ、
酸欠、低血糖、脳貧血などが考えられるそう。
そして空腹。
ただでさえ人より大食いで、
しかも消化が早いタチなもので、
スタート前に食べたおにぎり1個じゃ
足りなかったみたいです。
燃費が悪い自分が恨めしい。
万が一のために携帯していたゼリーを
ちびりちびりと走りながら食べ、
途中のエイドでバナナも食べ、
何とか凌ぐことが出来ました。
そういえばこのエイドのバナナ、
去年は泣きながら食べたなあ。
日々の練習で10㎞走には慣れていたので
今回はコースを4分割として考え、
スタートから10㎞はウォームアップ、
20㎞過ぎまで続くジンワリした坂道を
ひたすらじっくり進み
30㎞までは少しだけペースアップ。
42㎞まではとにかく足を止めず
ハイペースを維持する。
そんな風に考えながら走ってました。
それでも林間コースの山道はアップダウンが激しく、
30㎞を過ぎて疲れが見え始めたころ
結構な坂道が現れました。
周りを見ると、半分くらいの人が歩いてます。
「ここで歩いたら、もう走りだせないかもしれない」
そんな不安が疲れた脳みそに蔓延しました。
だからと言ってムキになって走ると
疲労がたまった脚のどこかを
傷めてしまうかもという心配もありました。
そこで、なるべく身体を上下させず
太ももと腕を使って大股で早く歩くイメージで
坂道を登り切りました。
こんな走り方、今までしたこともありません。
急遽思いついた走り方です。
心配なのは、
たぶんとてもカッコ悪いフォームだろうな、ということ。
来月札幌ドームで開催の
リレーマラソンのコースにある
恐ろしく急な坂道で試してみようと思います。恥ずかしいけど。
残り数㎞になると、
林間コースからアスファルト舗装の道へと出てきました。
ワタシは普段からアスファルトの道ばかり走ってますが、
長いこと土の上を走ってからだと、
このアスファルトの硬い地面が
こんなに足腰に響くとは思いませんでした。
このあたりからは
沿道で観戦されている方も多くなり、
「あー、人里へ戻ってきたなー」
そんな気分になります。
時計を見たら、残り6㎞で4時間をちょっと切るくらいです。
残り6㎞を30分で走れるか?
疲労困憊の脳みそでパチパチと計算しました。
1㎞を5分以内で走れば4時間半でゴールできそう。
でもその時、ワタシは脚のあちこち僅かな痛みを感じてました。
これ以上ペースを上げて脚に負荷を掛けたら
きっとゴールした後に本格的に痛みそう。
いま故障したら、夏にエントリーした大会が
走れなくなる。
その瞬間、目標だったサブ4.5をきっぱり諦めました。
今年は元気に、怪我無く、笑顔でゴールする。
それが優先すべき目標でしたので。
ペースを確認しながら、足を進めます。
ゴールまで残り数㎞までくると
ピンクの幟が見えました。
それまで息も乱れて、
やっとの思いで走っていましたが、
応援に駆けつけてくれた皆さんの顔を見たら、
途端に心も身体も一気に元気になりました。
これ、本当なんです。
応援してくれる人が待っててくれると思うと
少しでも早く、笑顔でハイタッチしたいと
強く願うものなんです。
ヘロヘロなはずなのに、
皆さんのところに辿り着けたことが
嬉しくて嬉しくて
本当は泣きそうでした。
その後、たくさんのギャラリーが並ぶ
フィニッシュのゲートまで
猛ダッシュで駆け抜けます。
結果は4時間40分55秒。
去年より1時間ほど早くゴール出来ました。
嬉しかったなー。本当嬉しかったです。
あ、ワタシ桑田といいます。
時折雨が降るという不安定な天候でしたが、
最後まで楽しく走ることができました。
フルマラソン完走、3回目。
さて、これから目指すものは何だろう、自分。
サブ4目指して記録を伸ばす?
ウルトラマラソン目指して距離を延ばす?
デュアスロン、トライアスロンを目指して種目を増やす?
そんなことをぼんやり考えてたりする40代なんて
昔は想像もしてませんでした。
目標を決めて、そこを目指してこつこつ努力すること。
目標到達へ向けて、「早く走りたい」気持ちを抑えて
実現可能かどうかを冷静に判断し、
もし無理なら、その時の最善の方策をチョイスすること。
頭使うなー、マラソン。
それでもやめられないのは
何故かしら?
変態なのかな??
2018初夏
イトハリさんランニングセットリスト
⦿僕と花(サカナクション)
⦿come again (m-flo)
⦿さあ鐘を鳴らせ(DREAMS COME TRUE)
⦿打上花火(DAOKO×米津玄師)
⦿Shake It Off(Taylor Swift)
⦿Happy(Pharrell Williams)
⦿Lemon(米津玄師)
⦿PLAYBACK(JUJU)
⦿スパークル(RADWIMPS)
⦿なんでもないや(RADWIMPS)